経営教科書 第9巻 ― 守りと成長(法務・ガバナンス・継続)
守りの背骨と、続けるための規律を扱う。会社法、ガバナンスとリスク、情報システムとDXの基礎、経済、そして事業計画とPDCAの循環までを整理する。
1章 経営法務(=会社に関わる法律の基礎)
経営法務の土台は会社法である。会社の設立、機関設計(取締役会や監査役などの意思決定・監督の仕組み)、株式の仕組みを理解する必要がある。加えて契約の基礎、そして知的財産(=特許・商標など、アイデアや名前を守る権利)の扱いも経営者が押さえるべき法務領域である。
2章 ガバナンスとリスク
コーポレートガバナンス(=経営を律する仕組み)は、経営者の暴走を防ぎ、組織を健全に機能させるための枠組みである。コンプライアンス(=法令順守)を徹底し、リスク管理と危機対応の体制を整えることが、企業を長く存続させる条件になる。
3章 情報システムとDXの基礎
経営情報システムは、経営判断に必要なデータを集約し活用するための仕組みである。データを経営に使う際にはKPI(=重要業績指標)を設定して進捗を測る。DX(=デジタル化による変革)は単なる道具の導入ではなく、仕組みそのものを変えることを意味する点に注意が必要である。
4〜5章 経済と、続ける技術
需要と供給・価格の基本的なメカニズムに加え、景気・金利・為替の変動が経営に与える影響を理解する必要がある。事業計画書は売上・費用・資金という数値計画に落とし込まれ、意思決定の技術とPDCA(=計画・実行・評価・改善の循環)を回しながら、学び続ける姿勢が経営者に求められる。
まとめ
守り(法務・ガバナンス・リスク)は間接費ではなく、致命傷なく成長し続けるための土台である。