経営教科書 第6巻 ― 人を集める・動かす(組織・人材)
ヒトは最も難しい資源。組織をどう組み、人材を採用・育成し、動機づけて率い、変化に強い文化をつくるか。
1章 組織とは何か
組織とは、仕事を分けて担当する分業と、それらをまとめ上げる調整という二つの働きから成り立つ。組織構造の型には、職能ごとに部門を分ける機能別組織、事業ごとに部門を分ける事業部制、縦と横の両軸で管理するマトリクス(=機能軸と事業軸などを掛け合わせて管理する組織形態)がある。
2章 人的資源管理(=人の採用・育成・評価の仕組み)
人的資源管理は、人を採り入れ配置する採用と配置、人を育てる育成・教育、そして成果に応じて処遇する評価と報酬という三つの機能から成る。
3章 動機づけとリーダーシップ
人を動かすには、やる気の仕組みを説明するモチベーション理論の基礎を理解する必要がある。率いる立場に立つ人には複数のリーダーシップのスタイルがあり、状況に応じて使い分ける。また、仕事を任せる権限委譲(=任せる技術)も重要な能力である。
4章 組織文化と変革
企業文化とは、組織の中で共有される価値観や行動様式を指す。変化の激しい環境では、変化に強い組織であることが求められ、それを支えるのが円滑なコミュニケーションとチームの働きである。
まとめ
ヒトは最も動かしにくい資源である。組織の構造・動機づけ・文化のあり方が、人が一緒に動くかどうかを決める。