片岩拓矢(かたいわ たくや)
出典:本人のポートフォリオ。
2004年石川県生まれの AI・自然言語処理研究者。静岡大学情報学部に在学中の学部生でありながら、NDSS・CHI・言語処理学会といった国際・国内会議で成果を発表しており、埋め込み(=データを数値ベクトルへ変換した表現)の幾何学的構造と記号創発(=AI が記号の意味を自律的に獲得する現象)を数学的に解こうとしている若手研究者である。
プロフィール
- 静岡大学情報学部社会基盤情報学科の3年生であり、大木哲史らと共同研究を行っている。
- 研究テーマは「統計・幾何学・情報理論による言語と知性の数理的理解」であり、埋め込み・幾何学・機械論的解釈可能性(=LLM の内部構造を数学的に透明化する手法)・記号創発と言語創発がキーワードである。
- サイボウズ・ラボユース(=サイボウズ・ラボが運営する若手育成プログラム)の第14期・第15期フェローを務めた。
- セキュリティキャンプ全国大会2025に参加した。
- ポートフォリオ・技術ブログ・OSS(=ソースコードを公開し誰でも利用・改変できるソフトウェア)を積極的に公開する「書いて出す」型の研究者である。
主な実績
- 「Measuring Intrinsic Dimension of Token Embeddings」(2025年)—— Cho Hakaze(北陸先端科学技術大学院大学=JAIST)・大木哲史との共著。NLP2025(言語処理学会年次大会)で発表し、arXiv にプレプリントを公開した。
- NDSS Symposium 2025 —— LLM による逆コンパイル(=実行形式のプログラムを元のソースコードに近い形へ復元する処理)に関するポスター発表。
- ACM CHI 2026 —— ブラウザ自動操作のプライバシーと VR 認証に関する論文2本が採択された。
- Urban Data Challenge 2025 —— 金賞(上位0.4%)。
- iGEM HG-Tokyo 2025 —— 金メダルおよび Best Integrated Human Practices を受賞した。
研究がもたらす示唆
- 学部生の段階で「機械論的解釈可能性×記号創発」という最先端テーマに賭け、LLM のブラックボックスを内側から数学的にこじ開けようとしている。
- セキュリティ(NDSS)・HCI(CHI)・自然言語処理(NLP)と、一つの領域に留まらず横断する研究スタイルを取る。
- ポートフォリオ・ブログ・OSS を通じて過程を継続的に公開する姿勢は、「学びをそのまま公開する」という本 TIL サイトと同じ文化を体現する実例である。
関連リンク
- Portfolio: hosi121.github.io/portfolio
- GitHub: Hosi121
- Qiita: Hosi121
- Hatena Blog: skurukuru.hatenablog.com
- LinkedIn: takuya-kataiwa
出典・参考
- Takuya Kataiwa | Portfolio —— 本人のサイト(公式)
- Kataiwa Takuya —— J-GLOBAL —— 研究者情報
- Measuring Intrinsic Dimension of Token Embeddings —— 言語処理学会年次大会2025(PDF) —— 論文
- Takuya Kataiwa —— Wantedly —— プロフィール