タスク型クエリ(=多段階リクエスト)— 「質問」から「依頼」へ
AIエージェント時代のクエリ(=AIへの問い合わせ文)設計では、一問一答の質問文をそのまま使うのではなく、複数ステップで完結する「タスク(=依頼)」として書き直すことで、計測対象と最適化の軸が変わる。
書き換えの例
従来型(質問)の例は「おすすめのクレジットカードは?」である。タスク型(依頼)の例は「来月の海外旅行に向けて年会費とポイント還元率を比較し、最良の1枚を選んで申込ページまで案内してください」である。
何が変わるか
従来型の勝敗基準は、回答の中で「言及された」かどうかだった。タスク型の勝敗基準は、最終的に「選ばれ、使われ、購入された」かどうかになる。この変化により、完遂率・途中で参照された経路・最終的に選ばれたブランドといった新しい計測指標が得られる。
なぜ効くのか
エージェントは「候補の一つとして挙げられる」ことよりも「唯一の最終選択肢にたどり着く」ことを重視して最適化を行う。そのため、自社ブランドが最終選考ラウンドを生き残るかどうかを数値化できるようになる。実装自体は単純で、エージェントに投げるプロンプト(=AIへの入力文)のテキストを入れ替えるだけでよい。
「言及される」から「選ばれる」へ——タスク型クエリへの移行が、GEO(生成AIへの最適化)の新しい計測軸を開く。
関連ノート
- Browser Automation MCP 2026 — Comparing Playwright, chrome-devtools and agent-browser
- A tidy-up of the Claude Agents specifications
- "how does <filepath> work?" — Claude Code's placeholder prompt
- Claude Code's CLAUDE.md hierarchy — which instructions reach how far
- Does Claude Code's Spawn (parallel subagent launch) really run in parallel?
- Claude Mythos and Oceanus — the cutting edge and its "version for everyone"