マーケ業務は「分析」を畳む——調査では戦わない
マーケターの仕事を「調査→分析→実行」に割ると、勝負どころが見えてくる。調査はコモディティ(=誰でも使える均質な道具)化しているので、堀(=持続的な優位)になるのは分析フェーズ——熟練者が実際にやる暗黙の手順——を製品化することにある。
分解し、戦う場所を選ぶ
- 仕事を、調査(データを集める)・分析(原因を突き止める)・実行(打ち手を出す)に割る。
- 調査ツールは強い競合がひしめくコモディティである——Search Console・Analytics・ahrefs・SimilarWeb——なので、そこでは戦わない。
- 勝負どころは分析フェーズを数日から数分へ畳むことであり、ここで業務インパクトが生まれる。
熟練者が実際にやる分析の 4 フェーズ
- 1. 実態把握——何が動いたか、数値の現状を洗い出す。
- 2. 消去法——KPI(=重要指標)に効いていない変動を、考える対象から消す。
- 3. 横断比較——効いている変動を並べ、その裏にある原因を探す。
- 4. 実地検証——1〜3 で立てた仮説を、さまざまな角度で確かめる。
自動化し、顧客のリテラシー(=習熟度)で作り分ける
- 効果:心理的負荷が減り、工数(=作業時間)が大きく減り、人によるブレが消える——誰でも約 70 点に届く。
- 低リテラシー層:調査から実行へ直行する。約 60 点で足り、蓋然性(=もっともらしさ)は求められず、過程は見せない。
- 高リテラシー層:蓋然性が要る——4 フェーズをすべて見せ、約 80 点を狙わないと買ってもらえない。
計測は当たり前(=参加の最低条件)であって武器ではない。守りになるのは熟練者の分析判断を製品化する層であり、どこまで見せ、どこまで高く狙うかは顧客のリテラシーで決まる。
出典・参考
- 関連ノート — 答えが一意か(AI に飲まれる仕事・残る仕事) — 内部ノート
関連ノート
- Browser Automation MCP 2026 — Comparing Playwright, chrome-devtools and agent-browser
- A tidy-up of the Claude Agents specifications
- "how does <filepath> work?" — Claude Code's placeholder prompt
- Claude Code's CLAUDE.md hierarchy — which instructions reach how far
- Does Claude Code's Spawn (parallel subagent launch) really run in parallel?
- Claude Mythos and Oceanus — the cutting edge and its "version for everyone"